BLOOM

ホームコラム › これから開業する人へ

開業・はじめて

これから開業する人へ
― 税理士っていつから必要?

税理士 浅原健太 税理士 浅原健太 2026.07.27

「開業を考え始めたけれど、税理士っていつ頼めばいいんだろう」「こんな小さな段階で相談していいのかな」——そんな迷いを、よく耳にします。先に結論をお伝えすると、税理士は"開業したら今すぐ絶対に必要"というものではありません。でも、早めに知っておくと得をする場面はいくつかあります。ここでは、そこを正直にお話しします。

まず正直に ― 税理士が「絶対に今すぐ」ではない場合

売上がまだ小さく、取引もシンプルなうちは、会計ソフトを使ってご自身で記帳・確定申告ができる範囲もあります。「まだ早いのに頼んで、費用だけがかかった」となるのは、私たちも本意ではありません。だからこそ当事務所では、状況によっては「今はまだご自身でも大丈夫ですよ」と正直にお伝えすることもあります。

それでも「早めに相談してよかった」と言われる場面

1. 青色申告の届出には期限がある

節税メリットのある青色申告をするには、原則として開業から2か月以内に届出が必要です(1月16日以降に開業した場合)。この期限を過ぎると、その年は青色申告を使えないことがあります。「知らなかった」で損をしやすい、代表的なポイントです。

2. 最初の「経理の始め方」でつまずきやすい

何を経費にできるか、領収書をどう残すか、事業用の口座をどう分けるか——最初にゆるくでも形を作っておくと、後の作業がずっと楽になります。ここは早い段階で整えるほど効いてきます。

3. 将来の「法人成り」を見据えられる

事業が育つと、個人事業から法人化(法人成り)を考える時期がきます。早くから相談していると、そのタイミングを一緒に見ながら進められます。法人化のタイミングと社会保険料の考え方は「個人事業から法人成り」、個人と法人を併用する選択肢については「マイクロ法人という選択肢」もご覧ください。

4. 「これで合ってる?」を、その都度すぐ聞ける

開業したての頃は、「この支出は経費になる?」「この書き方で合っている?」と、一つひとつ手が止まりがちです。ネットで調べても、情報が古かったり自分の状況に当てはまらなかったりして、かえって不安になることもあります。顧問がいれば、そうした小さな疑問をその都度すぐに聞けて、正しいやり方で進められます

さらに大きいのは、自分では気づかないまま進めて、後から「知っていれば得だったのに」と損をしてしまう——そんな取りこぼしを、隣で見ている人がいれば未然に防げることです。「間違っていないだろうか」と一人で抱え込む時間が減るだけでも、気持ちが軽くなり、本業に集中できます。実はこの"安心して聞ける相手がいて、損を取りこぼさない"ことこそ、早くから顧問をお願いする一番のメリットかもしれません。

頼むかどうかの、ゆるい目安

次のどれかに当てはまるなら、一度話を聞いてみる価値があります。

  • 数字や税金が不安で、本業に集中したい
  • 売上が伸びてきた/消費税・インボイスが関わってきた
  • 記帳を自分で続ける自信がない(領収書を渡すだけの「おまかせ対応」もあります)

逆に、どれにも当てはまらなければ、いましばらくご自身で進めても大丈夫です。無理にお勧めすることはありません。

当事務所は、開業のご相談を「まだ早いかな」という段階から歓迎しています。今やるべきこと・まだ不要なことを整理してお返しするだけでも、気持ちはずっと軽くなるはずです。売り込みはいたしません。まずは気軽に、現状をお聞かせください。

よくあるご質問

Q.開業したてで売上も少ないですが、相談していいですか?

もちろんです。今の段階でやるべきこと、まだ不要なことを一緒に整理します。無理に契約をおすすめすることはありません。

Q.税理士に頼むと、自分では何もしなくてよくなりますか?

領収書をお渡しいただくだけの「おまかせ」対応もあります。ただし最初の口座連携などは一緒に整えます。負担の少ないやり方をこちらからご提案しますので、ご安心ください。詳しくは「税理士に丸投げって、どこまでできる?」もご覧ください。

Q.まだ開業していませんが、その前に相談できますか?

できます。開業前の準備や、個人と法人のどちらで始めるかといった設計から、ご一緒できます。

税理士 浅原健太

浅原 健太(あさはら けんた)

税理士(登録番号 第151926号・近畿税理士会 豊能支部)/経営学修士(MBA)|税理士事務所BLOOM 代表

大阪・池田を拠点に、全国対応(オンライン含む)で法人・個人の税務をサポート。開業前・開業したての段階からのご相談も歓迎しています。「今やるべきこと」を一緒に整理するところから、気軽にお声がけください。初回のご相談は無料です。

Contact

開業の一歩、
気軽に相談から。

「まだ早いかな」の段階で大丈夫です。初回のご相談・お見積りは無料。秘密は厳守し、無理な勧誘はいたしません。

ご相談はこちら
← コラム一覧へ戻る